環境に配慮したガス管工事

非開削工法浅層埋設など環境に配慮したガス管工事をご紹介します。

非開削工法(引込みガス管の場合)

「非開削工法」とは、道路舗装をできるだけ壊さないで舗装の下にガス管を通す工法です。
ガス管埋設工事の際に発生するアスファルト廃棄物や、道路を元の状態に戻すための土の削減、作業騒音の抑制、工事に起因する交通渋滞の軽減等の環境負荷を低減するほか、工期短縮にもなります。

非開削工事の例

推進
道路部の立坑から民地内立坑に向かって推進。

PE管引込み
推進に使用した先導管を引き抜くと同時に、ポリエチレン管を民地側より本支管側に引き込む。

実際の施工写真(本支管の場合)

発進坑を堀りロッドを取り付けます

① 発進坑を堀りロッドを取り付けます。

到達坑を掘ります

② 到達坑を掘ります。

発進坑から到達坑に向けてロッドを挿入します

③ 発進坑から到達坑に向けてロッドを挿入します。

ロケーターを使ってロッド先端位置を確認します

④ ロケーターを使ってロッド先端位置を確認します。

到達坑にロッドが到達しました

⑤ 到達坑にロッドが到達しました。

ロッドにガス管を取り付けます

⑥ ロッドにガス管を取り付けます。

発進坑に向けてガス管を引き込んでいきます

⑦ 発進坑に向けてガス管を引き込んでいきます。

発進坑にガス管が到達しました

⑧ 発進坑にガス管が到達しました。

発進坑と到達坑を埋めて作業終了です

⑨ 発進坑と到達坑を埋めて作業終了です。

浅層埋設

浅層埋設

ガス管の埋設の深さと掘削幅を従来より浅く、狭くする工法です。これにより発生土(道路を掘削することにより発生した土)の削減に伴う環境負荷の低減と、非開削工法と同様に、工事期間を短縮できることから工事に起因する交通渋滞の軽減や、工事費の削減を行うことができます。

戻し材料(発生土等)の再利用

従来はガス管を道路に埋設した後、道路を元の状態に戻す際に、埋め戻し材料として山砂や自然砕石を利用していました。これらは自然破壊につながるため、当社は発生土(道路を掘削することにより発生した土)や再生砕石(工場で再生した砕石)を道路管理者の承認を得て使用しています。