ガスで冷房、ガスで暖房なので、パワフルでスピーディーな暖房を実感いただけます。

GHPのしくみ

ガスヒートポンプエアコン（GHP）は、ガスエンジンでコンプレッサを駆動し、ヒートポンプサイクルによって、冷暖房を行うシステムです。

電気式ヒートポンプエアコンとの違い

電気式ヒートポンプエアコンとの違いはコンプレッサを駆動させるのが電気モータかガスエンジンかの違いだけです。
GHPの室内機やその操作は電気式のものと同じです。しかし、この動力源の違いによって大きなメリットが生まれます。

ヒートポンプサイクル

液体が気化すると周囲の熱を奪い、気体が凝縮して液化すると熱を発生する性質があります。この性質を利用し、冷媒をコンプレッサで循環し、機械的に気化と液化を繰り返すことによって、冷・暖房を行うしくみを「ヒートポンプサイクル」と呼びます。

冷房の原理

腕にアルコールをつけると、アルコールが蒸発する時にひんやりします。これはアルコールが蒸発する時に皮膚から熱を奪うからです。

（出典）日本ガス協会ホームページ

暖房の原理

沸騰したやかんの蒸気に手を近づけると、暖かく感じます。
これは高温の蒸気が低温の手に触れて、気体が液体に変わる時、手に熱を放出したためです。

（出典）日本ガス協会ホームページ

ガスヒートポンプはここにもあそこにも大活躍

北から南まで、小空間から大空間まで自由自在に対応するガスヒートポンプ。オフィスをはじめ、学校、病院、飲食店、理・美容院、スーパー、工場そして店舗付住宅まで幅広い空間でそのすぐれた能力を発揮します。

節電するならGHP

ヒートポンプのエネルギー消費割合

エアコンの消費エネルギー量の、約90%は室外機のコンプレッサ駆動源に使われます。電気式ヒートポンプエアコン (EHP) はモーター（電気）でコンプレッサを駆動しますが、GHPはガスエンジン（ガス）で駆動します。

定格運転時における、電気式ヒートポンプエアコン（EHP）との一般的な消費電力比較に基づく削減割合を示します。

電力消費量大幅削減

GHP導入で、建物全体の電力消費量が大幅ダウンします。

電力消費量割合比較（夏場のオフィスビルの例）

夏の電力使用量

無理なく節電

GHPならガマンの節電が必要ありません。
EHP (電気式ヒートポンプエアコン) を設置している建物は、電力消費における空調の割合が大きいため、設定温度を調整したり、間引き運転時の節電対策を検討する必要があります。
しかし、そのような対策をすると・・・

受変電設備容量を軽減

電力基本料金を低減

電力基本料金は過去1年間の最大需要電力（デマンド）により決定されます。
EHPを設置の場合、夏場のピーク電力が大きくなり、電力の契約基本料金が大きくなります。GHP導入により電力基本料金の大幅低減が可能です。

メンテナンスも充実

武州ガスでは、点検・整備と故障修理に幅広く対応できる「フルメンテナンス契約」でお客さまの安心と快適をしっかりサポートいたします。

GHP導入事例